機種依存性の低い特徴量を用いた屋内測位手法に関する論文が,
Proceedings of the ACM on Interactive, Mobile, Wearable and Ubiquitous Technologies (IMWUT)への採録が決定しました.
近年,さまざまなサービスやユビキタス・コンピューティングの分野への有用性から,
位置情報の重要性が高まっています.
しかし屋内測位技術において,機種ごとのハードウェアの違い等により,
高品位な測位を行えないという問題点が存在します.
そこで本研究では,機種依存性が低く,既存手法と比べ測位対象端末の位置をより狭い範囲に絞り込むことができる,
”楕円周特徴量”という特徴量表現を提案しています.
4機種を使用した性能評価実験により,
既存の最新手法(電波強度の大小関係を使用する表現)に対し,
提案手法の有用性を検証したものが以下の論文です.
論文は9月に掲載予定です.
Masato Sugasaki and Masamichi Shimosaka
Robust indoor localization across smartphone models with ellipsoid features from multiple RSSIs.
Proceedings of the ACM on Interactive, Mobile, Wearable and Ubiquitous Technologies, Vol. 1, No. 3, pp. 103:1–103:16, 2017.