混雑した環境における単眼カメラからの人数推定は,交通解析・都市環境の整備に役立ちます.混雑環境では,人同士の重なりが多く存在するために,個々人の検出・追跡する手法により推定を行うことは難しくなります.そこで近年,画像中から得られる特徴量(人がいる領域の面積など)を用いて人数推定を行う手法が注目されています.多様な画像特徴量を用いることで,精度を向上させることが考えられますが,不要な特徴量を利用することは,推定精度の悪化を引き起こします.本研究では,多量の特徴量から有用な特徴量のみを選出しつつ,必要パラメータを学習する手法の研究に取り組んでいます.実験により,lassoと呼ばれる手法を2段階に用いることで,効率的に有用特徴量の選出を行えることを確認しています.
下坂研究室
Shimosaka Research Group pursuing MIUBIQ (machine intelligence in UbiComp Research)
Copyright 2015 · Shimosaka Research Group at TITECH