業務空間における空調照明管理の高効率運用や家庭内見守りシステムの実現のために,屋内で部屋のどこに何人いるかといった情報が有用と考えられています.
人物検知・追跡に基づく従来研究の手法は,少人数の状況には有効でしたが,室内の人数が増加し人物同士が重なって見えるときには不安定になることが知られています.本研究では,導入例が多数ありプライバシーを侵害しにくい赤外線センサアレイを天井設置して,屋内に人物がどのように分布しているかを推定します.屋内の人数分布を,場所ごとに密度として表現しています.人数分布モデル表現や学習手法の工夫により,非常に少人数で学習した場合でも多人数の状況に対応可能なシステムを実現しています.
下坂研究室
Shimosaka Research Group pursuing MIUBIQ (machine intelligence in UbiComp Research)
Copyright 2015 · Shimosaka Research Group at TITECH