近い将来の高齢者の健康の悪化が予測できれば,悪化の傾向を示す高齢者に対して生活を改善するようアドバイスを行うことができます.また,外出等の行動は健康度と関係があるため,行動をセンサで認識することができれば数年後の健康の悪化もセンサから予測できると考えられます.そこで,私たちは人の活動を認識する焦電センサを独居高齢者住宅に設置し,そのデータから健康度の指標の一つであるIADLのスコア予測に取り組んでいます.現在は悪化予測の前段階としてデータが得られた時点での健康度の推定を行っています.具体的には,IADLに関係する料理や外出等の生活様式を反映する特徴量を設計することによって推定を実現しています.
下坂研究室
Shimosaka Research Group pursuing MIUBIQ (machine intelligence in UbiComp Research)
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