ユビキタスコンピューティングに関するトップ会議UbiComp 2018 が先週シンガポールで行われました.
IMWUT(Proceedings of the ACM on Interactive, Mobile, Wearable and Ubiquitous Technologies)に掲載された,
目的地予測に関して以下の口頭発表を行なってきました.
–発表情報–
Session title: “Cities and their Mobility” 2018-10-11 (Thu.) 16:00 – 17:30
Early Destination Prediction with Spatio-temporal User-Behavior Patterns
Ryo Imai, Kota Tsubouchi, Tatsuya Konishi, Masamichi Shimosaka
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近年,HEMSやカーナビ,スマートフォンアプリ等への応用可能性から,
モバイルフォンセンシングにより得られるGPSログを利用した目的地予測の研究が盛んに行われています.
しかし,既存の目的地予測研究では,他の予測研究,例えば動画における物体認識などで議論されてきた,
予測の早期性に関する議論がなされていませんでした.
そこで本研究では,既存の移動経路に基づく目的地予測の手法に,
日々の生活パターンに基づく次の滞在地予測を取り入れることで,
より早期に高い精度で目的地を予測する手法を提案しています.
1600人を超える規模の大規模なGPSログを利用し,
提案手法の優位性を検証しました.
この論文は,学術雑誌
Proceedings of the ACM on Interactive, Mobile, Wearable and Ubiquitous Technologies (IMWUT)
に2017年12月に掲載されたものです.
雑誌掲載と口頭発表を兼ねているのはUbiCompの査読システムの変更によるものです.
–発表情報–
UBICOMP 2018 Day 3 TRACK 2 “Cities and their Mobility” 2018-10-11 (Thu.) 16:00 – 17:30
Early Destination Prediction with Spatio-temporal User-Behavior Patterns
Ryo Imai, Kota Tsubouchi, Tatsuya Konishi, Masamichi Shimosaka